太陽電池・モジュールメーカー、元晶太陽能科技（ＴＳＥＣ）は30日、海外のエネルギー開発ファンドの子会社から合計出力180メガワット（MW）のモジュールを受注したと発表した。受注額は18億～20億台湾元（約65億～72億円）。同子会社が台湾に設置する太陽光発電所向けで、2020年初めから出荷を開始する予定だ。31日付工商時報などが報じた。
ＴＳＥＣは、今回の受注量は屏東県のモジュール工場の生産能力の３分の１に相当すると説明した。
証券会社は、台湾糖業（台糖）が遊水地に計画する太陽光発電システム向けのモジュール受注60MWを加えると240MWで、既に来年の受注目標の５割を達成していると指摘した。
