ニュース 建設 作成日:2019年10月31日_記事番号:T00086624
米不動産サービス大手、シービーアールイー(CBRE)が30日発表したレポートによると、台北市のA級(高級)オフィス物件の第3四半期の空室率は6.4%で過去17年で最低となった。賃貸可能な中大型オフイス物件の供給不足を反映した。31日付工商時報が報じた。
同市の第3四半期の高級オフィス物件の1坪当たり平均賃料は2,773台湾元(約9,900円)で、前期比0.5%上昇、前年同期比3.3%上昇した。
また、B級オフィスの空室率は3.5%だった。1坪当たり平均賃料は1,784元で前期比0.3%上昇。現在台北市では、B級オフィスが市場全体の30%に達し、全て建築年数30年以上の古い物件のため、賃料値上げが困難な傾向がある。
来年の市場動向に関してCBRE台湾支社の陳頌民交易部主管は、信義計画区の賃料値上がりが周辺地域に波及することで、A級オフィスの相場は引き続き上昇するとの見通しを示した。
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