ニュース 商業・サービス 作成日:2008年7月8日_記事番号:T00008663
域内レンタカー最大手の格上汽車租賃(カープラス)は6月、夏休み期間中の短期レンタル市場での商機獲得を狙い、120台以上の乗用車を購入し入れ替えを行った。また朝陽小客車租賃(サンシャイン・オートリース)やオリックス傘下の欧力士小客車租賃(オリックス・オートリーシング台湾)もこれに対抗する構えを見せたことから市場が活性化し、6月のレンタカー市場は昨年同月比13%増の成長を見せた。8日付工商時報が報じた。
ただ、格上、オリックス、和運租車などの幹部はいずれも、多くの域内企業が新車への乗り換えに消極的になっており、従来のリース車を継続して使用する割合がこれまでの10%から20%に増えていると話す。
格上の陳世全総経理によると、不景気に加えガソリン価格高騰を受け、法人向けリースでは、大手で3,000cc以上の大型車から2,000~2,400ccの中型車に、一般企業でも2,000ccから1,500~1,800ccクラスに切り替えるところが増えているという。
またレンタカー各社は、値下げ競争によって利益が出ない現状を打破するため、新車リースの月額料金を3~8%値上げする意向を示している。
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