ニュース その他製造 作成日:2019年11月1日_記事番号:T00086648
台湾経済研究院(台経院、TIER)が31日発表した9月の製造業景気信号指数(速報値)は前月比0.61ポイント上昇の9.77ポイントで、今年2番目に高かった。2カ月連続の上昇となったが、製造業景気信号は11カ月連続で「青(後退)」にとどまった。これについて台経院は、主要国の貿易紛争による世界市場の需要減退、国際原料価格の下落、企業が投資に慎重なことなどを理由に挙げた。1日付工商時報などが報じた。
製造業景気信号指数を構成する5項目は、▽経営環境(0.76ポイント上昇)▽原材料投入(0.05ポイント上昇)▽コスト(0.03ポイント上昇)──の3項目が上昇した。一方、販売価格は0.17ポイント下落、需要は0.05ポイント下落した。
台経院は、末端電子製品の新発売が相次ぐことや、中国と欧米からの調達が活発化して輸出回復が見込めるため、製造業景気信号は第4四半期に「青」から「黄青(後退傾向)」に改善する可能性が高いとの予測を示した。
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