ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

永信製薬の販売拠点、年内に400店拡張


ニュース その他製造 作成日:2008年7月8日_記事番号:T00008665

永信製薬の販売拠点、年内に400店拡張

 
 製薬大手の永信薬品は今後積極的に販売拠点の拡張戦略を展開し、同社製品の小売店「永信便利薬」を年内に現在の1,400店から1,800店まで増やす考えだ。また昨年より受託生産市場に進出した永信は、既に欧州1社、米国2社、日本4~5社の製薬会社から受注しており、成長が期待できるとしている。8日付工商時報が報じた。

 永信では域内最大の販売網を生かして、代理販売業務も増やし、業績向上を図りたいとしている。

 受託生産事業については、第3四半期末、第4四半期と相次いで出荷が始まる。永信によると、現段階では売上高は大きくないが、長期的にみれば海外の大手メーカーからの受託により製薬技術の向上につながり、また提携関係も広がり、生産能力利用率および業績向上に有益との期待を示している。

 また永信が昨年4億台湾元(約14億円)を投じて建設した生産能力2億本の注射液工場が既に完成し、来年半ばには欧州PIC/S(製薬業界の監査に関する協力の枠組みを定める協定)の審査を終えて、海外からの受注拡大を目指す考えだ。