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Q3経済成長率2.91%、予測上回る【表】


ニュース その他分野 作成日:2019年11月1日_記事番号:T00086655

Q3経済成長率2.91%、予測上回る【表】

 行政院主計総処が31日発表した第3四半期の実質域内総生産(GDP)成長率は前年同期比2.91%(速報値)と、8月時点の予測を0.24ポイント上回った。米中貿易戦争による台商(海外で事業展開する台湾系企業)の生産回帰で台湾域内の生産能力が拡大し、輸入の伸び率が従来予測を下回ったことによる純輸出の寄与度拡大が要因だ。1日付工商時報が報じた。

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 第3四半期の商品・サービス輸出の実質成長率は前年同期比4.23%と、8月時点の予測を0.53ポイント下回った。一方、輸入の実質成長率は2.17%で、8月時点の予測を1.31ポイントと輸出以上に下回った。

 資本形成(域内投資)の成長率は前年同期比マイナス1.01%で、8月時点の予測を0.23ポイント上回った。半導体メーカーの投資が貢献した。

 個人消費の成長率は前年同期比1.96%で、8月時点の予測を0.49ポイント下回った。百貨店のセールで需要が盛り上がったが、海外旅行者の伸びが小さかったこと、および株式取引額の減少が響いた。