ニュース 商業・サービス 作成日:2019年11月4日_記事番号:T00086679
台湾でインターネット通信販売事業などを展開する台湾楽天市場の羅雅薫執行長は、今年の売上高が前年比で5割増になるとの見通しを明らかにした。4日付工商時報が伝えた。
楽天は台湾プロ野球のLamigo桃猿(ラミゴ・モンキーズ)を買収することで、来年以降はネット通販中心から、ライフスタイル全体にわたるブランド展開を図る。
羅董事長は「ラミゴの経営を引き継ぎ、楽天トラベルとの連携で、スポーツツーリズムの産業チェーンを構築したい」と述べた。また、来年第2四半期に開業する予定の楽天銀行は、台湾における楽天の生態圏の資金フローをつなぎ、台湾市場に浸透したい楽天の決心を示すものと説明した。
楽天は台湾で会員数が620万人、クレジットカード発行枚数が60万枚に達し、日本国外では最も市場に浸透している。
台湾楽天市場の増収をけん引したのはリピーターの増加で、昨年は会員1人当たりの売り上げ貢献が30%以上伸びた。
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