ニュース 公益 作成日:2019年11月4日_記事番号:T00086683
内政部営建署、経済部水利署は地方政府と協力し、総額172億台湾元(約612億円)を投じ、▽台中市▽台南市▽高雄市──に計8カ所の再生水モデルプラントを建設する計画だ。再生水の供給量は、現在の1日当たり4万5,000トンから2024年には27万6,000トンに増える見通しだ。4日付工商時報が伝えた。
このうち、高雄鳳山再生水プラントには2期に分けて30億600万元を投資。第1期は18年8月に稼働を開始しており、今年8月までに供給量を1日当たり4万5,000トンに増やした。再生水は現在、中国鋼鉄(CSC)に4万4,000トン、中鋼鋁業(CSAC)に1,000トンが供給されている。
また、高雄臨海再生水モデルプラントは45億5,600万元を投資し、現在建設が進んでいる。供給量は1日当たり3万3,000トンで、22年1月の稼働開始を見込む。CSCに2万トン、台湾中油(CPC)に1万トンなどの供給を見込む。
台南永康再生水プラントには25億7,500万元を投資する。今年3月末に着工しており、21年に1日当たり8,000トンの供給を開始。23年までに供給量を1万5,500トンに増やす。台湾積体電路製造(TSMC)、聯華電子(UMC)、群創光電(イノラックス)などに供給予定だ。
この他▽台南安平再生水プラント(投資額44億5,000万元)▽台中福田再生水プラント(43億元以上)▽台中豊原再生水プラント▽台中水湳再生水プラント──などの建設が計画されている。
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