ニュース 電子 作成日:2019年11月5日_記事番号:T00086690
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は4日、同社に対し中国・華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)向けの半導体供給を制限するよう米国が台湾政府に圧力をかけているとの英フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道に対し、「そうした事実はない」と否定。「非常に誤った報道であり、当社は法規にのっとって業務を行っている」と強調した。5日付中国時報が報じた。
FTは、米国の官僚が10月、ワシントンで台湾の外交関係者に対し、「TSMCによるファーウェイへのチップ供給は、そのまま台湾を狙う中国のミサイルに使われる」と、リスクを比喩で表現したと報じた。米国のファーウェイに対する事実上の禁輸措置において、台湾が抜け穴にならないよう、中国へのハイテク輸出の管理強化を求めたとされる。
ファーウェイは今年、TSMCの顧客としてアップルに次ぐ2番手に浮上した。TSMCは、最先端の極端紫外線(EUV)リソグラフィー技術を採用した7ナノメートル製造プロセス(7ナノプラス)製品を同社に供給しており、来年には5ナノ製品を出荷する計画だ。
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