ニュース 電子 作成日:2019年11月5日_記事番号:T00086693
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の4日の株価終値は前日比8台湾元(約28.6円)上昇して307元となり、時価総額は7兆9,600億元と過去最高を更新した。TSMCの時価総額は、7兆元の大台に乗った9月27日からわずか1カ月余りで8兆元に迫っており、過去最短の期間で1兆元増を達成する見込みだ。5日付工商時報が報じた。
TSMCは▽高性能計算(HPC)▽モノのインターネット(IoT)▽第5世代移動通信(5G)──分野での好調や、仮想通貨の採掘(マイニング)ブーム再来といった好材料で見通しが好感されている。台新証券投資顧問の黄文清副総経理は、米中貿易交渉の部分合意署名が近いと伝えられており、TSMC株は今後も台湾株式市場をけん引すると指摘した。
台湾株式市場は4日、加権指数が前日比157ポイント上昇の1万1,556.85ポイントで引け、過去29年での最高を更新した。時価総額は35兆元の大台を初めて突破した。
5日のTSMC株の終値は前日比3.5元上昇の310.5元。加権指数は87.18ポイント(0.75%)上昇の1万1,644.03ポイントで引けた。
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