ニュース 機械 作成日:2019年11月5日_記事番号:T00086700
航空機・部品メーカーの漢翔航空工業(AIDC)と成功大学などが素粒子物理学用の実験装置「アルファ磁気分光器(AMS-02)」向けに開発した外付け散熱システムが2日、米航空宇宙局(NASA)のバージニア州の施設から打ち上げたロケットで国際宇宙ステーションに送り届けられた。5日付工商時報が伝えた。
散熱システムは台湾、オランダ、米国、中国、ドイツ、イタリアの研究チームが共同で開発した。台湾からはAIDC、成功大の他、中央研究院(中研院)、国家中山科学研究院が加わった。うち成功大は計画の取りまとめ、AIDCは構造物の製造と実現性の分析を担当した。AIDCは2006年からアルファ磁気分光器のプロジェクトに参加してきた。
AMS-02実験室は28年まで運用される予定だ。外付け散熱システムは宇宙飛行士によって、AMS-02に取り付けられる。AMS-02のプロジェクトには16カ国・地域の60の大学や研究所から約600人の科学者が参加している。実験は高エネルギー粒子や宇宙線を分析し、宇宙の起源の謎に迫ることが目的だ。
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