ニュース 医薬 作成日:2019年11月5日_記事番号:T00086701
産業用コンピューター(IPC)の泓格科技(ICP DAS)は4日、新工場の操業を開始した。当面は主に医療用の熱可塑性ポリウレタン(TPU)を生産し、来年にも量産体制に入る。医療用素材への参入で経営の多角化を図る。5日付工商時報が伝えた。
泓格は昨年6月、バイオ医療新事業処を新設し、医療用の高分子素材分野に参入する方針を表明した。新工場の延べ床面積は3,300坪で、内部には原料倉庫、TPUの高分子生産ライン、品質管理検査実験室、完成品倉庫などが設けられた。さらに高分子化合物・加工実験室、高分子分析実験室、高分子性質実験室、細胞培養室などの設置も計画している。土地、建物と初期の設備に対する投資額は合計約4億台湾元(約14億3,000万円)。
陳瑞煜総経理は「泓格の本業は健全だ。TPU生産への参入は、将来の事業拡張にさらに弾みを付け、リスクを分散する狙いがある」と説明した。
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