ニュース 政治 作成日:2019年11月5日_記事番号:T00086709
宋楚瑜親民党主席が総統選挙への4回目の出馬を目指す意志を固めたと報じられる中、蘋果日報の最新の総統選世論調査によると、宋氏が立候補した場合、民進党の現職、蔡英文総統、国民党の韓国瑜高雄市長との三者比較の支持率は▽蔡氏、41.2%▽韓氏、25.5%▽宋氏、8%──となり、蔡氏大幅リードの情勢に影響を及ぼさないことが分かった。同紙が5日報じた。
韓氏は新たな政策の発表によって先週久々に支持率を上げたが、効果は1週のみで終わってしまったようだ(4日=中央社)
宋氏出馬によって、蔡氏は1.5ポイント、韓氏は0.2ポイント支持率が低下した。世論調査会社、台湾指標民調(TISR)によると、宋氏出馬で蔡氏支持者の5.9%、韓氏支持者の7.9%が宋氏支持に回り、韓蔡両氏をいずれも支持しない有権者の21.4%が宋氏支持に転じる。
蔡氏と韓氏の一騎打ちでは蔡氏42.7%、韓氏25.7%で、蔡氏のリードは先週の12.2ポイントから17ポイントへ拡大した。蔡氏のリードは14週連続で、10週連続で10ポイント以上の差を付けている。
識者は、韓氏が情勢を逆転するには、現在の支持層以外の支持を得ることが必要との見方で、柯文哲台北市長との連携を図るべきとの提言も出ている。
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