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台塑石化、6月売上高が1千億元を突破


ニュース 石油・化学 作成日:2008年7月8日_記事番号:T00008671

台塑石化、6月売上高が1千億元を突破


 原油価格が高騰し、さらに生産ラインが全開となったことから、台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の連結売上高は、6月単月で1,690億3,800万台湾元(約5,964億円)、上半期は前年同期比60%増の8,733億8,300万元となり、共に過去最高を記録した。特に台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は、6月の売上高が1,000億元を突破し、域内製造業最大手の鴻海精密工業に迫る勢いとなっている。8日付工商時報が報じた。

 台塑石化の6月の売上高は前年同月比62.9%増の1,003億6,400万元、1~6月累計では同68.7%増の4,957億1,200万元となった。

 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)も6月売上高は5月の193億8,900万元を超える過去最高が見込まれたが、出荷輸送に遅れが出て納品が6月に間に合わず、190億4,000万元にとどまった。証券会社では、台塑石化、台湾塑膠ともに7月に再び過去最高を更新する可能性が高いとみている。

 また6月の売上高は、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)も271億4,200万元で過去最高、南亜塑膠工業(南亜プラスチック)は224億9,000万元で歴代3番目の業績を挙げた。