ニュース 社会 作成日:2019年11月5日_記事番号:T00086710
台湾プロ野球に再加入する味全龍(味全ドラゴンズ)とオーナー企業の頂新国際集団は4日、新竹市に2021年下半期に改築が完成する新竹市立野球場を、22年から本拠地とする計画を明らかにした。5日付蘋果日報が伝えた。
新竹市の林智堅市長(左)。頂新前董事長の魏応充氏(右)は「夢を追い、未来を引き継いだ」と語った(新竹市政府リリースより)
新竹市立野球場は運営が外部委託されることになっており、これまでに頂新が最適格申請者に選ばれた。頂新は22年から10年間、同球場を運営する。
新竹市によると、頂新は初年度に少なくとも1,000万台湾元(約3,600万円)を投資し、拡張現実(AR)、人工知能(AI)、第5世代移動通信(5G)設備を備えたスマート球場を目指す。
味全ドラゴンズを巡っては、高雄市政府も澄清湖球場への誘致を目指しており、味全側が同市に運営企画書を提出した経緯がある。これについて、高雄市の葉匡時副市長は、「味全は依然高雄を本拠地にしようとしている」と述べた。
これに関連し、頂新関係者は、新竹市立野球場が完成するまでは台北市と高雄市を本拠地とすることを目指していると説明しており、今後複数の本拠地を置くことも視野に入れているもようだ。
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