新車販売の需要期に向け、韓国の現代自動車（ヒュンダイ・モーター）の総代理店、南陽実業と双龍自動車（サンヨン・モーター）の総代理店、永嘉双龍汽車は、それぞれ総額10万台湾元（約36万円）以上の特典を提供するキャンペーンを打ち出している。６日付工商時報が報じた。
ヒュンダイの特典10万元は「エラントラ」「ツーソン」「サンタフェ」限定だ（同社リリースより）
台湾では春節（旧正月、2020年は１月25日）までに新車を購入、買い替える傾向があるため、12月～翌年１月は新車販売の需要期だ。
南陽実業は、ヒュンダイの指定車種購入者に対し、自動車保険や１万元分のオプションサービスなど総額10万元の特典を提供する。サンヨンの総代理店、永嘉双龍汽車は11月末まで、アップルのタブレット端末iPad Airまたは腕時計型ウエアラブル（装着型）端末のアップルウオッチのプレゼントをはじめ、オプションやメンテナンスなど総額23万元の特典を提供する。
日本車ブランドでは、裕隆日産汽車が新車購入者に高級コーヒーメーカー３万6,900元相当をプレゼントするなど、最高15万元相当の特典を提供している。三菱車の中華汽車工業（チャイナ・モーター、ＣＭＣ）や台湾本田（ホンダ台湾）は、日本など海外旅行が当たるキャンペーンを実施中だ。
