ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年11月6日_記事番号:T00086723
コネクターの樺晟電子(ハイテック・ハーネス)と鉄骨構造エンジニアリングの世紀鋼鉄結構(センチュリー・アイロン&スチール・インダストリアル)が合弁で設立した洋上(オフショア)風力発電所向け鉄骨構造材メーカー、樺晟世紀離岸風塔鋼構は5日、デンマークの風力発電機用タワー世界的大手、ウェルコンと合弁で「ウェルコン台湾」を設立し、世界市場の開拓を目指すと発表した。6日付工商時報が報じた。
魏董事長(左)。25億台湾元(約90億円)を投じて新工場を建設し、2021年第3四半期の稼働を目指す(5日=中央社)
風力発電機用タワーの世界市場でシェア60%以上を占めるウェルコンは現在、主要ターゲットとする欧州市場に加え、米国市場の開拓を進めている。近年は洋上風力発電所向け事業を強化し、関連業務が全体の15%を占めている。今回の樺晟世紀との提携により、関連業務の比率を50%まで拡大したい考えだ。
樺晟世紀の魏孝秦董事長は、ウェルコン社から技術供与を受けることができる他、ウェルコン台湾がアジアでの受注における拠点となり、樺晟世紀が重要な生産工場となると強調した。
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