ニュース 商業・サービス 作成日:2019年11月6日_記事番号:T00086727
商業発展研究院(商研院、CDRI)は5日、台湾の商業・サービス業景気について、来年3月まで減速が続くとの見通しを発表した。台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資の効果が、依然サービス業全体には波及していないとの見方だ。6日付工商時報が報じた。
CDRIは同日発表した景気現況指数の「景気循環同行指標総合指数」について、来年3月まで下落が続くが、下落ペースは緩やかになると予想した。
「景気循環同行指標総合指数」を構成する5項目の指標のうち、▽卸売・小売業の実質域内総生産(GDP)▽金融・保険業の実質GDP▽サービス業の被雇用者数──の指数は下落が続いている。CDRIは、世界政治・経済の不安定な情勢の影響を受けていると指摘した。
景気先行指数の「景気循環領先指標総合指数」を構成する6項目の指標のうち、「民間の実質固定資本形成」の指数は上昇が続いている。CDRIは、台商のUターン投資の効果で台湾域内投資が今後徐々に盛り上がると予想した。
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