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中国の対米輸出25%減、台湾に最も恩恵=国連


ニュース その他分野 作成日:2019年11月6日_記事番号:T00086731

中国の対米輸出25%減、台湾に最も恩恵=国連

 国連貿易開発会議(UNCTAD)の5日発表によると、米中貿易戦争を受け、中国の上半期対米輸出額は950億米ドルと、前年同期から350億米ドル、25%以上減少した。一方で、台湾は転注により、最大の受益者となっている。中央社電が6日伝えた。

 UNCTADによると、中国で最も打撃を受けた産業はオフィス機器と通信設備で、これらの上半期対米輸出額は前年同期から150億米ドル減少した。台湾の対米輸出額は42億米ドル増加し、このうち大半をオフィス機器と通信設備が占めた。

 台湾に次いで恩恵を受けたのはメキシコで、上半期対米輸出額は前年同期から35億米ドル増加した。農業、運輸、電気設備関連の輸出が増えた。欧州連合(EU)は27億米ドル増加し、機械の輸出が大半を占めた。