ニュース 電子 作成日:2019年11月7日_記事番号:T00086740
中国通信設備大手の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が最近、在庫調整のため台湾の半導体サプライヤーへの発注を削減したもようだ。今年5月に米国から事実上の禁輸措置を受けたファーウェイからの追加発注で恩恵を受けてきた▽立積電子(リッチウエーブ・テクノロジー)▽鈺太科技(ジルテック・テクノロジー)▽聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)▽矽創電子(シトロニクス・テクノロジー)▽義隆電子(ELANマイクロエレクトロニクス)──などのIC設計業者は、年内の受注見通しが悪化したとされる。7日付電子時報が報じた。
ただ、台湾のIC設計業者は、来年上半期のファーウェイからの受注見通しは依然明るく、第5世代移動通信(5G)対応スマートフォン新機種向けの▽TDDI(タッチコントローラーとディスプレイドライバの統合)チップ▽有機EL(OLED)パネル用ドライバIC▽光学指紋認証IC▽光センサーIC▽急速充電IC▽微小電子機械システム(MEMS)マイクロホン──などに明らかな発注減は見られないと指摘した。
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