ニュース 政治 作成日:2019年11月7日_記事番号:T00086757
国民党の総統選候補、韓国瑜高雄市長が仕事をしていなかった2011年、台北市南港区の高級住宅「無双(現在は日升月恒に改称)」の物件を7,200万台湾元(約2億5,800万円)で購入していたことが週刊誌『壱週刊』の報道で明らかになった。韓氏は一貫して自身が「庶民派」であることをアピールしてきたが、そのイメージが崩壊し、巻き返しを狙う選挙戦において手痛い打撃になるとみられる。7日付蘋果日報が報じた。
韓氏(左)は最近、蔡英文総統ら民進党指導者を「色白で太っている」と指摘し、自身が庶民派であることを強調していたが、この手法は説得力を失いそうだ(6日=中央社)
無職だった時期になぜ高級住宅を購入できたのかとのメディアの質問に対し韓氏は6日、「住宅ローンで購入したものであり、一挙に7,200万元を払ったのではない」と怒気を含ませつつ回答。立場を利用した特権で購入したものではなく、不動産の売買は非常に単純なことだと強調した。
一方、民進党陣営からは「韓氏の庶民アピールは詐欺だった。資金について明らかにすべきだ」との批判の声が出ている。
なお、韓氏は15年に同物件を6,950万元で手放しており、250万元の損失が出た計算だ。
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