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作成日：2008年7月8日_記事番号：T00008676
韓国ＫＴＦ、威宝に出資か
韓国の大手携帯電話事業者であるＫＴＦが７日、威宝電信（ビボテレコム）への出資と業務提携に関する交渉を行うため、担当チームを台湾に派遣した。８日付工商時報が伝えた。
威宝の張豊雄総経理は同日、海外の通信事業者が同社への出資に関する交渉のために訪台することを認めたが、具体的な企業名などは明かさず、今回予定している40億台湾元（約141億円）の増資案に参加する外資企業は１社にとどまらないことを強調した。威宝は今年６月までに既に50億元の増資を行っており、資本金を従来の90億元から140億元に積み増した。
威宝はＣＤＭＡの導入を検討した３年前、ＫＴＦと提携交渉を行ったことがあるが、結局W－CDMAを選択したため、提携には至らなかった。ＫＴＦは近年、海外での事業展開を積極的に進めている。今年２月、韓国で他社に先駆けてW－CDMAの商用サービスを始めた。
