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自動車部品9項目の減税案、1台6600元コスト削減へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年11月8日_記事番号:T00086768

自動車部品9項目の減税案、1台6600元コスト削減へ

 自動車部品9項目の輸入関税を現行の5~17.5%から0~10%へ引き下げる案について、経済部の試算によると、引き下げによって台湾生産車1台当たり約6,600台湾元(約2万3,700円)のコストを削減できる見込みだ。8日付自由時報が報じた。

 輸入関税引き下げの対象は▽1,000cc以上のその他機動車両用往復式火花点火内燃ピストンエンジン▽コネクティングロッド▽シリンダーブロック──など。

 引き下げを求める経済部の提案に財務部は原則的に同意している。早ければ18日にも与野党が「海関進口税則」改正案を立法院財政委員会に提出、審議し、今会期での最終可決を目指す。

 沈栄津経済部長は7日、同案の可決後、自動車業者がコスト削減分を販売価格に反映させたかを監督すると表明した。

 台湾生産車の販売台数は4年連続で減少し、今年上半期も前年同期比14%減少した。