ニュース 運輸 作成日:2019年11月8日_記事番号:T00086779
台北市政府は、公共レンタサイクル「YouBike(ユーバイク、微笑単車)」で、現行システムでは地上のステーション側にある貸し出し設備を自転車側に変更した、第2世代の新規格の設備導入を進める予定だ。ただ、新旧規格の設備間には互換性がないため、規格が異なると自転車を返すことができないと懸念されている。8日付自由時報などが伝えた。
楊静宇台北市議(無所属)は、市議会での代表質問で、市政府が昨年末に自転車大手の巨大機械工業(ジャイアント・マニュファクチャリング)と契約を結んだ際、新旧規格の互換性について規定しなかった結果、旧規格設備は全て処分が避けられず、これまで投資した7億8,000万台湾元(約28億円)が無駄になると批判した。
柯文哲台北市長は、確認したが、互換性を確保する方法を見いだすことができなかったと説明した。
楊市議はさらに、今後は旧規格設備を使用する新北市との間での利用が問題になると指摘。(両市の間にかかる)橋の途中で乗り換えろというのかと疑問を呈した。
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