ニュース 電子 作成日:2019年11月11日_記事番号:T00086792
11日付経済日報によると、米アップルにフレキシブルプリント基板(FPC)を供給する中国メーカー、蘇州東山精密製造(DSBJ)で生産にトラブルが生じ、歩留まりが低下しているため、台湾サプライヤーの臻鼎科技控股(ZDT)や台郡科技(フレキシウム・インターコネクト)の受注比率が大幅に拡大しているもようだ。
中国の紅色供給網(レッドサプライチェーン)は近年、急速に勢力を拡大し、相次いでアップルから受注を獲得していたが、観測が事実であれば最近では初めて、重要部品の大量調達先が中国メーカーから台湾メーカーに切り替わるケースとなる。
観測についてZDT、台郡ともコメントを控えた。ただ台郡は、「市場の新たな需要を好感しており、来年第1四半期は例年より忙しくなる」との見通しを示した。
東山精密製造は世界8位のプリント基板(PCB)メーカーで、うちFPC事業では3位に入っている。今回のトラブルは、製造過程で製品に穴が開き、出荷が滞っている状況とされる。
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