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正瀚生技と工研院など、「精密農業大連盟」発足


ニュース 農林水産 作成日:2019年11月11日_記事番号:T00086800

正瀚生技と工研院など、「精密農業大連盟」発足

 商品価値が高い農産物の増産に向け、植物成長剤メーカーの正瀚生技(CHバイオテックR&D)、工業技術研究院(工研院、ITRI)中分院、台湾肥料(台肥)、農友種苗、天珩機械などは、産業の枠を超えた業界連合、精準農業大聯盟(精密農業大連盟)を発足させた。11日付工商時報が伝えた。

 正瀚生技の呉正邦董事長は「6カ月で成果の初歩的な証明を目指したい」と述べた。

 精密農業とは、農地や農作物の状態を細かく管理し、農作物の収量や品質の向上を図っていく手法を指す。同社は7種類の対象作物について、単位面積当たりの生産額をキュウリで191倍、ミニトマトで63.9倍、ブドウで60倍、コーヒーで51倍、パプリカで49倍、キャベツで26倍、茶葉で15倍にそれぞれ増やせると試算している。

 呉董事長は「台湾はピラミッドの頂点の高級農作物の発展で差別化を図るべきだ」と述べた。