ニュース その他分野 作成日:2019年11月11日_記事番号:T00086802
蘇貞昌行政院長は10日、南部科学工業園区(南科)第3期の予定地を視察し、建設地を台南市とする方針を表明した。今後は半導体産業の集積地として開発が進む見通しだ。11日付工商時報が伝えた。
蘇行政院長(前中)は、中央政府と台南市政府が歩調を合わせ、台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資需要などに対応していくと説明した(行政院リリースより)
建設地は台湾糖業(台糖)看西農場(台南市新市区、約120ヘクタール=ha)と台南園区A、B、C区(150ha)で、段階的に開発していく。
蘇行政院長は「南科3期を速やかに推進し、規模も拡大していく。周辺の生活機能や都市発展に関連する施設についても同時に(課題を)解決していく」と述べた。
台南園区A、B、C区は私有地が7割を占めるため、土地接収がやや困難だが、看西農場は台糖が用地の91%を保有しており、開発は迅速に進むとみられる。
科技部の許有進政務次長(次官)は、台湾積体電路製造(TSMC)の3ナノメートル工場の環境差異分析通過後に、台南園区の拡張検討に入ったと説明した。
科技部南科管理局の鄭秀絨副局長は、従来の台南園区の土地のうち93%が借地契約済みで、半導体産業の集積地としてさらに競争力を高めるためには、今後10年間の産業発展計画を実行に移し、台南園区の規模を拡大していく必要があるとの認識を示した。
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