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苗栗沖の海能風電着工、21年に商業運転へ


ニュース 公益 作成日:2019年11月11日_記事番号:T00086805

苗栗沖の海能風電着工、21年に商業運転へ

 JERAなどが出資する苗栗県竹南鎮沖の洋上(オフショア)風力発電所「海能風電(フォルモサ2)」は8日、陸上工事に着手した。2020年に海上工事を完了し、21年に商業運転を開始する。風力発電機47基で発電容量は376メガワット(MW)。9日付工商時報などが報じた。

/date/2019/11/11/15wind_2.jpgフォルモサ2は完成後、一般家庭38万世帯の年間消費電力量相当を発電できる(苗栗県政府リリースより)

 フォルモサ2の出資比率はJERA台湾子会社の台湾捷熱能源49%、豪マッコーリー・キャピタル26%、上緯新能源(スワンコール・リニューアブル・エナジー、SWE)25%。投資額は700億台湾元(約2,500億円)。

 一方、デンマークのエルステッドによる彰化県沖の洋上風力発電所「大彰化東南」と「大彰化西南」は同日、陸上変電所の着工式典を行った。風力発電機111基で発電容量は900MW、21年以降に商業運転を開始する予定だ。投資額は1,650億元。

 これらにより、苗栗県政府には印紙税1億1,900万元、彰化県政府にも1億元以上がもたらされる。

/date/2019/11/11/15miali-wind_2.jpg「大彰化東南」と「大彰化西南」の着工式典。サプライヤーは大部分が台湾企業だ(8日=中央社)