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次世代セントリーノ、台湾企業の準備万全


ニュース 電子 作成日:2008年7月8日_記事番号:T00008681

次世代セントリーノ、台湾企業の準備万全

 
 米半導体大手インテルは、モバイル機器向けの通信用半導体シリーズ「セントリーノ2」(コード名モンテビーナ)を15日、世界同時に発売する。これに伴い、台湾ではノート型パソコン(ノートPC)メーカーのほか、インテルの委託生産先が万全の準備を整えている。8日付工商時報が伝えた。
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 インテルの取引業者のうち、パッケージング・テスティングは日月光半導体(ASE)、矽品精密工業(SPIL)、ネットワーク通信チップの生産は台湾積体電路製造(TSMC)、無線モジュールの生産は環隆電気(USI)、フリップチップ基板の生産は南亜電路板がそれぞれ担当しており、既に出荷を開始している。

 セントリーノ2は当初、6月の台北国際電脳展(コンピュテックス)で発表される予定だったが、グラフィックコアや無線ネットワークの不具合で発売が遅れていた。インテルは「発売時期が再び8月にまでずれ込むようなことはない」と強調している。

 半導体業界では、セントリーノ2の普及率が第3四半期に出荷されるノートPC用チップの30~40%、年末には50~60%に達するとみている。