ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年11月12日_記事番号:T00086819
車載用電子部品メーカー、車王電子(モービルトロン・エレクトロニクス)は11日、台中港の中港加工出口区(輸出加工区)で新工場を着工した。同社と傘下の電動バス(EVバス)大手、華徳動能科技(RAC EV)が電動バスや関連システムを生産する。2021年7月に稼働予定だ。12日付工商時報が報じた。
新工場は完成後、初年度に就業機会300人を創出する見通しだ(経済部リリースより)
投資額は25億台湾元(約90億円)。敷地面積は約6,200坪、延べ床面積は1万2,600坪となる見通し。地上4階建てで、1階で華徳動能が電動バスとバッテリー、動力、電気制御システム、2~4階で車王電子が蓄電システム、バッテリー管理システム(BMS)などを生産する。最初の1年間はスマート蓄電システム約100台、BMS約1万2,000セットなどを生産する予定だ。
車王電子の蔡裕慶董事長は、電動バスの年産能力は1,700台、バッテリー、動力、電気制御システムは6,000台を計画していると説明。輸出向けが中心で、新工場の年産額は3年以内に50億元に達するとの見通しを示した。
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