ニュース 金融 作成日:2019年11月12日_記事番号:T00086823
株式上場、店頭公開している金融持ち株会社15社の1~10月の合計純利益は前年同期比10.7%増の3,186億台湾元(約1兆1,400億円)となり、初めて3,000億元の大台を超え、同期の過去最高を記録した。10月単月では220億8,900万元だった。12日付経済日報が伝えた。
1~10月の純利益上位は、▽国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)、562億8,000万元▽富邦金融控股、560億8,000万元▽中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)、408億1,000万元▽兆豊金融控股(メガ・フィナンシャル・ホールディング)、252億7,000万元▽新光金融控股、192億8,000万元──の順で、1株当たり純利益(EPS)では富邦金(5.22元)、国泰金(4.18元)、中信金(2.05元)の順だった。
金融持ち株会社の収益は後半にかけて伸び、既に昨年の通年実績を上回った。1~10月の純利益は国泰金、兆豊金が前年同期比でプラスに転じ、全15社では日盛金融控股を除く14社が前年同期比で増益だった。
一方、生命保険各社の業績は、台湾元の上昇が重荷となり、10月単月で南山人寿保険が501万元の赤字に転落。新光人寿保険も2億5,300万元の赤字を計上した。富邦人寿保険は黒字を守ったが、前月比99%の減益だった。
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