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半導体検査部品のCHPT、5G・AI需要を好感


ニュース 電子 作成日:2019年11月13日_記事番号:T00086838

半導体検査部品のCHPT、5G・AI需要を好感

 半導体検査用部品メーカー、中華精測科技(CHPT)の黄水可総経理は12日、第5世代移動通信(5G)、人工知能(AI)向け半導体の検査需要が今後も拡大するとして、同社の四半期純利益は再び過去最高を更新するとの見通しを示した。13日付経済日報が報じた。

 CHPTの第3四半期純利益は2億4,800万台湾元(約8億8,700万円)で、前期の2.1倍に増加、前年同期比38.4%増加し、過去最高を更新した。

 CHPTの検査ソリューションは、5ナノメートル製造プロセスを採用するアップルや華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)などのスマートフォン大手の半導体や、7ナノを採用する聯発科技(メディアテック)やクアルコムの5G対応半導体の検査に採用されている。

 黄総経理は、垂直型プローブカード(VPC)の自社生産比率は80%に達し、目標の100%に近づいていると説明。プローブの自社生産能力は現在の月間30万本から来年は100万本へと3倍以上に増えると予想した。