ニュース 電子 作成日:2019年11月13日_記事番号:T00086839
アジア太平洋地域で最大の半導体商社、大聯大投資控股(WPGホールディングス)は12日、競合関係にある文曄科技(WTマイクロエレクトロニクス)に対する敵対的株式公開買い付け(TOB)を実施することを董事会で決議した。13日付経済日報が伝えた。
WPGは11月13日から12月12日までの期間にWTの発行済み株式の30%に相当する1億7,710万株の取得を目指す。提示価格は1株当たり45.8台湾元(約164円)で、WTの直近株価を26.8%上回る水準。WPGによる株式取得費用は最大で81億1,100万元となる。
WTは台湾2位の半導体商社で、今回のTOBについて、事前には把握していなかった。WPGは「財務的投資であり、董事会に加わる計画はない。徐々にWTと前向きな対話を進めたい」とコメントした。
WPGの黄偉祥董事長は買収方式で現在の企業グループを形成してきた。今後はWTの鄭文宗董事長との調整が注目点となる。
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