ニュース 機械 作成日:2019年11月13日_記事番号:T00086846
工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)集団の卓永財総裁は12日、機械業界の景気回復は来年3月ごろになるとの見通しを示した。13日付経済日報が報じた。
卓総裁(左2)は、台湾の工作機械業界に対し、中国メーカーに負けないよう、スマート化の加速を呼び掛けた(12日=中央社)
卓総裁は、米中貿易戦争を受けてメーカーが▽ベトナム▽タイ▽カンボジア▽インドネシア──に設置した新たな生産拠点向けの機械設備の需要は来年の春節(旧正月、2020年は1月25日)明けから表れるとの見方を示した。卓総裁は先月、機械業界の景気回復は来年第2四半期以降になると予想していた。
ハイウィンが同日発表した第3四半期の純利益は3億8,900万台湾元(約13億9,000万円)で、前年同期比77.7%減少した。2億800万元の為替損失が響いた。第1~3四半期の純利益は18億2,700万元で、前年同期比59.6%減少した。米中貿易戦争の影響で粗利益率が35.54%と5.2ポイント下落した。
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