ニュース 公益 作成日:2019年11月13日_記事番号:T00086855
台湾初の商用洋上(オフショア)風力発電所である苗栗県竹南鎮沖の「海洋風電(フォルモサ1)」が完工し、12日式典が開かれた。発電容量は128メガワット(MW)で、一般家庭12万8,000戸分の使用電力を供給する。13日付自由時報が報じた。
フォルモサ1の開発計画は2015年に始まり、今年1月に着工、10月に完成した。その後、480時間にわたる試運転を終え、年内に商業運転を開始する。フォルモサ1には▽デンマークのエルステッド▽オーストラリアの投資銀行、マッコーリー▽日本のJERA▽台湾の上緯国際投資控股(上緯投控、スワンコール・ホールディング)──が出資している。
完工式典に出席した蔡英文総統は、2カ所目、3カ所目の洋上風力発電所の工事も進められており、台湾はクリーンエネルギー国家に向けてまい進していると述べた。その上で経済部に対し、25~35年に洋上風力発電所の設備容量を10ギガワット(GW)増やす計画の早期提出を求めた。10GWは従来目標の2倍に相当する。
沈栄津経済部長は、来年第1四半期に25~35年の洋上風力発電所開発計画を提出できる見通しだと説明した。
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