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フェイスブック、選挙広告の出資者を開示


ニュース 政治 作成日:2019年11月13日_記事番号:T00086859

フェイスブック、選挙広告の出資者を開示

 フェイスブック(FB)は12日、台湾の選挙、社会問題、政治に関する広告について、出資者を全て開示すると発表した。広告の透明性を高め、選挙の公正性を保つことが目的だ。13日付自由時報が伝えた。

 フェイスブックに選挙関連の広告を掲載する場合、台湾の身分証明書を提示しなければならず、広告の出資者を明示しなければならないとした。広告情報は7年間保存する。

 また、▽政治理念▽ガバナンス▽公民権▽社会的権利▽環境政治▽経済▽国家安全保障▽外交▽犯罪──などの問題に関する広告に事前認可手続きを設ける。手続きには数日を要する。

 フェイスブックは今年6月から全世界で段階的に広告情報透明度ツールを導入している。中正大学メディア学系の胡元輝教授は「フェイスブックによる広告透明化の動きは評価でき、選挙の公正性確保に役立つ」と歓迎したが、データの完全性、閲覧の容易性など今後の推移は見守る必要があるとした。