ニュース 電子 作成日:2019年11月14日_記事番号:T00086870
ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピューター)が13日発表した第3四半期純利益は43億3,800万台湾元(約155億円)で前期比9.3%増、前年同期比7.9%減だった。14日付工商時報などが報じた。
第3四半期連結売上高は2,651億4,200万元で前年同期比6%減。粗利益率は4.82%で前期比0.05ポイント上昇、前年同期比0.43ポイント上昇した。第4四半期のノートPC出荷台数は0~5%増の見通しで、通年のサーバー出荷台数は2桁成長を目指す。梁次震副董事長は、ノートPC出荷台数は通年で微減でも来年は取り戻すと語った。
林董事長(右)と梁副董事長(左)。10年後を視野に、エンジニア数名が量子コンピューターの研究を開始したことを明かした(13日=中央社)
林百里(バリー・ラム)董事長は、サーバーやウエアラブル(装着型)端末など稼げるものは何でも作るが、労働集約型の製品を作り続けるのは良くないと語った。市場では、アップルウオッチを指しているとみられている。
来年について林董事長は、さまざまな顧客や製品の要望に合わせて、台湾、中国、米国、タイ、ドイツなどの生産地で対応できると語り、台湾工場はハイエンド製品、タイはローエンド製品と説明した。クアンタは先日、タイ工場の取得を発表している。
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