ニュース 金融 作成日:2019年11月14日_記事番号:T00086877
シンガポールのDBS銀行(星展銀行)は、12月2日から年末までに台湾全土の現金自動預払機(ATM)40台全てを撤去すると発表した。ATMの利用率が低いことを受けての措置だ。14日付蘋果日報が報じた。
ATMの撤去後も、同行の顧客は他行のATMを利用して引き出しや振り込みを行うことができる。12月以降、他行のATMを利用しての引き出しは毎月15件まで、振り込みは口座の種類に応じて毎月5~15件まで手数料が無料となる。
DBS銀行のATMは全て支店内に設置されている。支店を訪れる顧客の減少に伴い、ATMの利用率も低下していた。金融監督管理委員会(金管会)の統計によると、同行ATMの8月の利用件数は19万7,500件、1台当たり平均4,937件だった。
金管会関係者は13日、利用者の権益保護のため、ATM撤去は段階的に行ってほしいとDBS銀行に求めた。
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