ニュース 政治 作成日:2019年11月14日_記事番号:T00086884
国民党の総統選候補、韓国瑜高雄市長は13日、馬英九前総統を共同記者会見を開き、当選した場合、有権者の同意と安全に問題がないとの前提の下、台湾電力(台電、TPC)第4原子力発電所(新北市貢寮区)の建設再開を支持すると表明し、電力不足の懸念と、人々の「マスク人生」を完全になくすと訴えた。14日付聯合報が報じた。
馬元総統(左)と会見する韓氏(右)。関心度の高い大気汚染問題で、支持率の挽回を図れるか(13日=中央社)
馬前総統は、蔡英文政権が注力する再生可能エネルギーは極めて成長が緩慢で、2050年段階で台湾は年間の発電コストが2,200億台湾元(約7,850億円)増加し、世帯当たりの負担額は約1万元に上ると指摘。台湾は原発がなければ電力不足に陥るのに、火力発電の強化以外の策がないと蔡政権を批判した。
両者の主張に対し蘇貞昌行政院長は、「(第4原発地元の)同じ国民党の侯友宜新北市長の同意が得られるか、まず聞いてみるとよい」と反論した。
蔡氏事務所も、総統就任後3年で再生可能エネルギーの設備容量は1,916.8メガワット(MW)増加し、馬政権8年の実績を上回るとアピールした。
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