ニュース 社会 作成日:2019年11月14日_記事番号:T00086885
電子機器受託生産サービス(EMS)世界最大手の鴻海精密工業では7月に就任した劉揚偉董事長の一声により、本部(新北市土城区)にある社員用フィットネスジムの改善が実施された。トレーニング器材の大幅な更新と拡充が行われた他、ヨガやボクシングなどの講座も充実。多くの社員が利用し、ストレス解消に一役買っているようだ。
劉董事長は、総統選出馬のため董事長を退任した創業者、郭台銘(テリー・ゴウ)氏の跡を継ぎ、7月に就任。本部で社員との直接対話を目的とするイベントを開催したところ、一部からフィットネスジムの器材が少なすぎる上、老朽化が進んでいると不満の声が上がった。
すると7月末には早速、同施設の補修工事が完了。器材は新しいものに入れ替わり、数も大幅に増え、市中のジムと見まがうばかりの立派なものに生まれ変わった。
蘋果日報記者の現地取材によると、鴻海の社員用ジムは本部・虎躍工場5階の約80坪のスペースに開設されている。かつてはランニングマシンの数が少なく、いつも利用者で埋まっていたが、現在では13台に増設され、利用しやすくなった。
またジム内に教室が2室設置され、多くの講座が開かれている。日ごろのストレスが大きいためか、ヨガ教室とボクシング教室が最も人気だそうだ。女性社員の受講が多いヨガ教室は、ヨガマットにヨガブロック、バランスボールと用具が充実している。週に10回ほど開かれ、毎回10~12人が参加している。
この他、本部近くに新たに建設された頂埔工場では、プールに加え、ビリヤード台、卓球台、バスケットボールゲーム機を備えた娯楽ルームが設置されている。
台湾を代表する大企業だけあって、社員の福利厚生の充実度も世界レベルだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722