ニュース 電子 作成日:2019年11月15日_記事番号:T00086891
発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)が14日発表した第3四半期純損益は8億5,200万台湾元(約30億3,000万円)の赤字だった。赤字は4四半期連続で、赤字額は前四半期より51.8%拡大した。証券会社は、通年での赤字も避けられないとの予測を示した。15日付経済日報などが報じた。
第3四半期は、米中貿易戦争により中国や米国でのパネル需要が低下したため、バックライト用LED出荷が悪化した。同社は稼働率が低下し、生産ライン休止による損失など2億2,000万元を計上したため、赤字幅が拡大したと説明した。
第3四半期の連結売上高は41億7,200万元で、前期比3.6%増、前年同期比26.13%減だった。粗利益率はマイナス1.07%と、マイナスに転落した。
同社は、第4四半期は車載向け需要回復や、米環境保護局(EPA)などの省エネ認証「エネルギースター8.0」取得製品向けの需要が増加するため、生産ライン休止による損失は前四半期より縮小するとみている。
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