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キャッチャー董事長、「最悪の時期は過ぎた」【表】


ニュース 電子 作成日:2019年11月15日_記事番号:T00086895

キャッチャー董事長、「最悪の時期は過ぎた」【表】

 金属筐体(きょうたい)大手、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)の洪水樹董事長は14日、第4四半期は前期比で業績成長が見込め、来年初めまで受注見通しが立っていると語り、「最悪の時期は既に過ぎた」と強調した。15日付経済日報が報じた。

/date/2019/11/15/01catcher_2.jpg洪董事長は、自動車関連製品の出荷を第2四半期に開始するなど、新製品開発にも力を入れていると語った(15日=中央社)

 洪董事長によると、昨年は顧客のスマートフォン販売が予測を下回ったため、キャッチャーは在庫水準が上昇、今年の利益に打撃を受けた。第3四半期は例年の需要期だが、粗利益率が前期比0.04ポイント低下の23.1%まで落ち込んだ。かつては40%以上だった。

 現在は在庫をほぼ消化して、顧客の新製品がまずまずの好調ぶりを見せており、10月の粗利益率は約26%まで上昇。今後2カ月も上昇が続き、第4四半期通期では30%の大台を回復すると予測した。

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