ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年11月15日_記事番号:T00086897
自動車大手、裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)が14日発表した第3四半期純損失は15億7,000万台湾元(約56億円)と、2四半期連続の赤字となった。証券会社は、通年赤字は確実と予測している。15日付工商時報などが報じた。
第3四半期の赤字拡大は、中台での新車販売不調の他、自社ブランド「LUXGEN(ラクスジェン)」の納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)の資産減損11億元や、裕隆建設の不動産開発計画「裕隆城」(新北市新店区)の設計変更などで、計16億元を計上したためとみられる。
第3四半期連結売上高は215億7,500万元で前年同期比6.68%増、営業損失は2億8,000万元、営業外損失は5億2,100万元だった。
同社幹部は、自社ブランドの新車販売は慎重視しているが、受託生産の受注は増えており、来年は倍増するとの見通しを示した。
中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)の第3四半期純利益は3億3,700万元で前年同期比60.81%減少した。裕隆日産汽車は19億7,700万元で40.71%増だった。
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