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米系生保の紐約人寿、金融持ち株会社との提携に意欲


ニュース 金融 作成日:2008年7月9日_記事番号:T00008690

米系生保の紐約人寿、金融持ち株会社との提携に意欲


 米系生命保険会社、国際紐約人寿保険(ニューヨーク生命保険)の鄭林経総経理は8日、台湾で合弁による生保会社を設立する可能性も排除しないと語り、台湾の金融持ち株会社との提携に意欲をみせた。提携パートナーについては、「積極的に探していないが、縁があれば」としている。9日付経済日報が報じた。

 鄭同社総経理は、合弁会社設立のメリットは、銀行での保険販売と比べ、より専門的な保険商品の販売ができることだと語った。また、保険会社を傘下に持たない金融持ち株会社にとって、生保会社を新設するのは難しいことも指摘した。

 旧華僑銀行ではかつて、紐約人寿のみが保険商品を販売していたが、旧華僑銀行が昨年12月、シティバンクの台湾法人、花旗台湾商業銀行に編入されたため、紐約人寿は独占販売権を失った。シティバンクでは現在、生保4社と保険販売の提携契約を結んでいる。紐約人寿はこのほか、投資ファンド大手の宝来投信(ポラリス・ファンド)でも保険商品を販売している。