ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中台平和協定、現時点で結ばない=韓国瑜氏


ニュース 政治 作成日:2019年11月15日_記事番号:T00086911

中台平和協定、現時点で結ばない=韓国瑜氏

 総統選挙に国民党から出馬する韓国瑜高雄市長は14日、台湾駐在の外国メディアと非公開の座談会を開き、中台間の平和協定は「現時点では結ぶことはない」と明言した。その上で、「中共(中国)が武力による台湾問題解決を放棄するまでは、両岸平和協定に署名する条件は整わない」との認識を示した。中央社電などが伝えた。

/date/2019/11/15/18han_2.jpg韓氏は14日、総統選挙運動のロゴ「藍天再現、台湾UP」を発表した(14日=中央社)

 韓氏は平和協定問題について、台湾内部で共通認識の形成が必要であり、総統選で当選した場合には諮問委員会を設置し、異なる学派の学識者、専門家による検討を進めたいとした。

 また、中台による1992年の共通認識(92共識)については、「92共識が両岸(中台)の指針であることは疑う余地がない。92共識と『一中各表』(一つの中国、それぞれの解釈)は両岸の往来における最善の基礎だ」とし、馬英九前総統が掲げた両岸政策の路線を継承すれば、中台間に波風は立たないとの認識を示した。