ニュース 政治 作成日:2019年11月15日_記事番号:T00086913
総統選挙と同時に行われる立法委員選挙に関連し、国民党中央常務委員会が決定した比例代表名簿が波紋を呼び、名簿登載順位の修正を迫られる事態となっている。特に自らも名簿に登載された呉敦義主席は若手議員や支持者の強い突き上げにさらされている。15日付蘋果日報などが伝えた。
興奮する支持者を落ち着かせようとする呉主席(左2)(13日=中央社)
比例代表名簿登載順位は当初、元中央警察大学教授の葉毓蘭氏をトップとし、退役軍人の呉斯懐氏、元立法委員の邱毅氏、呉主席らが上位に並ぶものだった。全体的に親中色が強い上、問題発言が批判された人物が多く含まれ、党内や支持者から「これでは過半数どころではない」「(総統候補の)韓国瑜氏の足を引っ張るつもりか」などと激しい批判の声が上がった。
これを受け、国民党は14日、臨時の中央常務委員会を開き、名簿登載順位の見直しを進めた。呉主席の順位は当初案で10位だったが、大きな批判を浴びたことから、呉主席の順位が引き下げられる方向だ。また、邱氏は名簿から外れる見通しだ。党内では呉主席を14位とするA案、名簿から外すB案を検討しているとされる。前回の立法委員選では11位までが当選圏だった。
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