ニュース 機械 作成日:2019年11月18日_記事番号:T00086925
家電・機械大手の東元電機(TECO)は15日、食品大手の新東陽と共同開発した食器回収ロボット「Enviro」を、新東陽が運営する桃園国際空港第1ターミナル地下1階のフードコートに導入した。今後、フォルモサ高速公路(国道3号)のサービスエリアに投入する計画だ。16日付工商時報が報じた。
Enviroは台湾黒熊(ツキノワグマ)をイメージ。人を避けつつ、「お仕事中です」と注意を促しながら進む(同社リリースより)
Enviroは、食器収納ラック5層を胴体部に擁し、重量は40キログラム。超音波センサー6個を利用して、設定されたマップ上を移動し、回収作業を行う。交換式リチウムイオン電池搭載で「8時間連続勤務」が可能だ。
TECOはこれまでに、初代サービスロボットとして料理を客まで届ける給仕ロボットを開発し、傘下のモスバーガーなどが導入している。給仕ロボットと食器回収ロボットは、上部は顧客の要望に合わせて設計し、接地部の無人搬送車(AGV)はTECOのDCサーボアクチュエーターやモーターなどを採用している。今後は中国、東南アジアなど海外市場も視野に入れる。
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