ニュース 金融 作成日:2019年11月18日_記事番号:T00086928
2020年上半期の開業を目標としているインターネット専業銀行3行を巡る公平交易委員会(公平会、公取委に相当)の審査が予定よりも延び、開業時期が大幅に遅れかねない状況となっていることが分かった。17日付自由時報が伝えた。
3行は、ネット専業銀の株主となる銀行の経理人(部門責任者)がネット専業銀の董事・監察人を兼任することを認めない「金金分離」の方針を、金融監督管理委員会(金管会)が示したことを受け、董事会の構成を見直し、11月にも最初の董事会を開く予定だった。
しかし、公平会の「事業結合案」審査が年末ごろまで延びる見通しとなり、このままでは最初の董事会が年末以降にずれ込む見通しだ。
現時点で3行のうち、将来商業銀行(ネクストバンク)が来年1月8日、連線商業銀行(LINEバンク)が1月17日に董事会を延期しており、楽天国際商業銀行(楽天インターナショナル・コマーシャル・バンク)はまだ公平会に関連情報を提出していない。
公平会は「ネット専業銀は台湾でこれまでになかった銀行形態であり、審査を詳細に厳しく慎重に行う必要があり、審査期限が延びている」と説明した。
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