ニュース 金融 作成日:2019年11月19日_記事番号:T00086950
台湾株式市場は2020年、好条件が重なれば加権指数が1万3,000ポイントまで上昇することもあり得るとの予測がモルガン・スタンレーより示された。1月の総統選挙が不確定要素ながら、1990年2月12日に付けた最高値1万2,682ポイントを30年ぶりに上回るとみている。19日付工商時報が報じた。
モルガン・スタンレーの程世維・台湾株ストラテジックアナリストは、仮に米中貿易戦争のリスクが低下し、中台関係が改善し、世界の情報技術(IT)製品の需要が高まれば、台湾上場企業の20年利益は前年比12%(従来予測8%増)増え、台湾の域内総生産(GDP)成長率は3%(2.4%)、世界のGDP成長率は3.9%(3.2%)まで高まり、台湾株式市場の加権指数は1万3,000ポイントも狙えると指摘した。
花旗環球証券(シティグループ・グローバル・マーケッツ)の台湾区研究部の徐振志主管は、第5世代移動通信(5G)がハイテク株の株価を押し上げ、加権指数は1万2,000ポイント台まで上昇すると予測した。
18日の加権指数は1万1,599.78ポイントと、前日比74.18ポイント(0.64%)上昇した。19日は前日比56.62ポイント(0.49%)上昇し、1万1,656.4ポイントで引けた。
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