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長豊紡織、第6世代液晶配向布に参入へ


ニュース その他製造 作成日:2008年7月9日_記事番号:T00008697

長豊紡織、第6世代液晶配向布に参入へ


 長豊紡織はこのほど、第6世代液晶パネルに使用する配向布(ラビング布)の研究開発計画が経済部工業局の審査を通過したことを明らかにした。裕隆集団傘下の台元紡織も同様に審査を通過しており、両社はそろって日本企業が独占する配向布市場に挑戦する。9日付経済日報が伝えた。
 
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 繊維業界では最近、電子産業用の繊維製品に参入する動きが加速している。長豊紡織と台元紡織はいずれも工業局の「主導性新製品開発補助計画」に基づく審査を通過した。両社には研究開発段階で経済部から補助金が支給される。

 第6世代液晶パネルの配向布は現在日本企業だけが生産しており、工業局は台湾製液晶パネルの競争力を向上させる上で配向布の国産化が望まれるとの立場だ。

 長豊紡織は既に第3、第4世代の液晶パネル用配向布を友達光電(AUO)、中華映管(CPT)に納入している。